金属アレルギーでも安心
もう金属アレルギーなんて怖くない
どうしてかぶれるの?「金属アレルギー」
<金属アレルギーについて>
平成15年度の厚生省の調査によれば、20~34歳の女性で1年間のうちに皮膚性アレルギー様症状が見られた人はなんと 20.7%。およそ5人に1人に何らかの皮膚性アレルギー様症状があったという結果が出ています。
金属は汗や体液などに触れると溶け出してイオン化し、体内のたんぱく質と結合します。これをアレルゲン(アレルギーの原因物質)として体が感作され、次に同じ金属に触れたときにアレルギー症状を起こすことを金属アレルギーと言います。
汗をかく夏場は冬よりも症状が出やすく、ピアスを初めてつけるときが一番危険です。ピアスは皮膚に穴をあけるため、金属が体液にさらされるからです。とくに安いアクセサリーには、イオン化しやすい金属が使われていることが多いので注意が必要です。
身体が異物と認識して、次回の侵入を防ぐために記憶されることを感作(かんさ)と言い、一度、感作されると、金属アレルギー自体は完治することはないと言われています。金属アレルギーは、本来、皮膚にはあってはならない物質の進入を拒否し、また細菌が入ってこない免疫反応を起こさせる働きが必要以上に反応するようになった状態と言えます。
おしゃれを楽しみたい女性にとって欠かせないアイテムである「ジュエリー」や「アクセサリー」が、大切な肌に影響を与えてしまうのは、悲しいことです。
まさに、金属アレルギーは女性にとって天敵のような存在と言えるかもしれません。
人に最もやさしい金属「サージカルステンレス」その秘密は?
サージカルステンレスは、サビにくく、腐食や酸化・熱に強いなど、優れた特性を持つ特殊なステンレスです。
金やシルバーよりも非常に硬質な素材であるため、繊細な加工が必要とされるアクセサリーの分野には不向きな素材とされていました。これが今、技術の向上とともに有名ブランドでも次々と扱われており、最近のジュエリー業界で最も注目されている新素材となっています。
サージカルステンレスはJIS規格で「316L」と呼ばれ、ステンレスの中でもアレルギー性の極めて低い素材です。医療用工具のメスやハサミ、ボディピアスにも使用されています。
当店のステンレス製アクセサリーは、上記の316Lサージカル(医療用)ステンレスもしくは316LVMサージカルステンレスを使用しています。
これらは、金属アレルギーの原因である金属イオンが溶け出さない為、金属アレルギーを引き起こしにくいとされています。
金属の美しい輝きをいつまでも保ち続けるのは、高い硬度を持つサージカルステンレスだから
上の表では、モース硬度におけるサージカルステンレスの硬度の位置づけをあらわしています。
モース硬度とは、 ドイツの鉱物学者モースが決定したもので鉱物を測定する最も一般的な測定法です。
鉱物同士をこすり合わせたときに出来る、引っかき傷の有無によって示された数字で数が大きいほど硬い(傷つきにくい)という意味を示しています。
アクセサリーやジュエリーで主に使用される金属では、「サージカルステンレス」が最も硬い性質を持っていることがわかります。美しいフォルムを引き立たせる金属の輝きが、くすむことなく保ち続けることができるのは、高い硬度を持つサージカルステンレスの魅力と言えます。
「Stain(汚れ)less(無い)」の名の通り、「錆び」を防止する為に作られたサージカルステンレス
ステンレスとはStainlessと書き、「Stain(汚れ)less(無い)」の事で「汚れない・錆びない」という意味です。ステンレスは鉄の最大の弱点である「錆び」を防止するように改良されて作り出された金属で、長持ちするという特性を持っています。シルバーのように空気に触れると黒く変色してしまうこともありません。空気による変色や水分に気を使う必要の無いサージカルステンレスは、日常使いにも最適。また、温泉や海水浴にもオススメの金属です。いつも身に着けていたいペアリングにもピッタリですよね。
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